別府最大級の露天風呂と地獄蒸し料理を堪能できる
源泉掛け流しの宿

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2024.02.17

おにやまホテル改修の目的と今後の展開について

 おにやまホテルは建物の老朽化・耐震化のためにホテル施設を一部改修する事となりました。
つきましては、改修に伴い施設に新たな機能を持たせて、より魅力的で具体的なサービスを
お客様へご提供できるように努めてまいります。



 昨今、ユニバーサルデザインという言葉も定着してきましたが高齢者や障がい者に向けての
デザインだと解釈されがちです。 ユニバーサルを翻訳すると「普遍的な、全体の」という言葉
を意味します。すなわち「すべての人のためのデザイン」となり年齢や障がい者の有無にかかわらず
多くの人が利用可能であるようにデザインすることを言います。
おにやまホテルも改修に伴いユニバーサルデザインの観点からすべてのお客様に対して心地よい
空間をご提供できる施設とは何かを検討してまいりました。



 結果的に、すべての人のためのデザインとなると「高齢者や障がい者」に対しても快適に利用可能
であるというポイントへ立ち戻り、高齢者や障がい者、車椅子をご利用されているお客様に対しての
利便性を改修にあたり特に考慮致しました。
と申しますのも、おにやまホテル社長である 上月敬一郎本人が車椅子の利用者だからです。
本人自身が全国を旅し宿泊する際に感じた不便さや不快感を自身の経営する宿泊施設においては
少しでも解消したいとの思いで改修に取り組んでおります。
宿泊施設内をすべてのお客様が快適に過ごせる空間へ改修するとなると多様なニーズが発生し
サービスもぼやけていますが・・車椅子で快適に過ごす事が出来る施設への改修ですと より具体的で
「なによりも本人がモニターとして適任者」であると言えるでしょう。
一口に車椅子をご利用の方と申しましても様々な状態がございますので今回の改修基準は あくまでも
「自身が快適に」滞在できる空間である事に目標を置いております。
今後は、ご利用された皆様のご意見やご感想をうかがいながら更なる改修を進めてまいりたいと
考えております。



 また車椅子利用者と介護者の関係も家族やヘルパーさん、同性、異性など様々だと思います。
同部屋、別部屋のご希望にもそえるように同じフロアでありながらプライバシーの確保が出来て
介護者さんにもリラックスしてお過ごしいただけるように配慮したお部屋もご用意させて頂きました。
日本有数の温泉保養地である別府、鉄輪で宿泊施設を営む「おにやまホテル」といたしましても
高齢者や障がい者の方こそ、しばし日常を離れ別府の温泉を楽しんで頂きたいとの思いで
今回の改修へと一歩踏み出しました。

 ますます高齢化が進む現代社会におきまして日本のみならず世界各国から車椅子でも安心して
温泉を楽しみに来ていただきたいとスタッフ一同心よりお待ちしております。